「もったいない」に気づく

先日、観光協会が企画する地域貢献事業で、地元小学校6年生と一緒に行っている授業に、美術講師として呼んでいただきました。
『今あるものを大切に』をテーマに、清見の『もったいない』を探し、どう活かすのかを考えるこの企画。
身近な森や川で拾った自然物でアート作品を制作している美術作家、ということで、あーでもないこーでもない、と色々と考えた末、こんなタイトルで約40分ほど授業をさせていただきました。
【「もったいない」に気がつける人は、世界を「変えて」ゆける】
ちょっと壮大なタイトル過ぎるかな、、笑、とも思ったけれど、無限大の可能性を持つ多感な12歳の少年少女たちに、アートに秘められた特別なチカラを全力で伝えたくて、ちょっとかなり気張ってみました^^
しかしいざお話しを始めてみると、あるアーティストの作品の話になった時に子どもたちの瞳の輝きが変わったのを感じることができました。
その壮大なタイトルに見合ったアーティストとは、私の大切な友人でもある素晴らしい先輩。
彼女のその生き様や世界観、コンセプトや作品の持つパワーにいつも圧倒されて感動していたので、今回彼女の作品を子どもたちに熱く語ることができてとても嬉しかったです✨✨
我ながら良いお話しができたなぁと自己満足していたら、なんと後日、その授業を受けた1人の女の子から嬉しい嬉しいおハガキが、、、。
彼女とも、「 今ピンとこなくてもいつかふと思い出して、迷った時の人生の選択の糧になったら良いなぁ。いっぱい吸収する時期だからこそ、こういったお話って大切なんだろうね。 」と話していたところだったので、こんなに純粋に何か感じるものを受け取ってもらえたのかと思うと、本当に嬉しい気持ちで満たされました。
子どもたちに、自分が住む地域のことを好きになってもらうこの素晴らしい取り組みを実現させるため、一生懸命にひたむきに突き進んでいく担当者の方の後ろ姿からも、きっと子どもたちはたくさんの替えがたい宝物を受け取っていることと思います
改めて、自分の周りにいる素敵な友人たちを誇りに思い、その真摯な想いが伝わっていくお手伝いが少しでもできれば良いなぁ、、、なんて思っています。
この町は景色がキレイなだけではなく住まう人たちも心清らかで、とても居心地良く日々過ごさせてもらってます。
ああ、良いところだなぁ。
私も何か、自分にできることを模索中。。。