トザキケイコ
岐阜県在住。 枯草がただ風に揺れている姿を見て、自分もそんな自然の循環の中にありたいという気持ちから、2007年より枯草や種、米粒や古道具などを使った作品をつくりはじめました。 2016年よりピンに糸をかけて幾何学模様をつくる手法も取り入れて、森で拾った朽木や、眠っていた古道具などに糸をかけています。
古いシルクのミシン糸を使い、数をかぞえながら古びた木にひたすら糸をかけていく時、あかりをともしていのりをささげるような、そんな穏やかな気持ちになります。